滋賀県は、日本最大の湖・琵琶湖を中心に、レイクリゾート・温泉・歴史文化が凝縮した親子旅の名所です。京都から電車でわずか9分、新幹線なら東京から2時間と、関西圏はもちろん首都圏からのアクセスも良好。豪華絢爛な観光地というよりは、広々とした湖畔で深呼吸しながらのんびり過ごす――そんな「親がゆっくりできて、子どもが思い切り遊べる」バランス型の旅行先として、近年ファミリー層の支持を急速に集めています。
本記事では、琵琶湖畔のリゾートホテルから、おごと温泉の老舗旅館、彦根・長浜エリアの隠れ家的ヴィラ、休暇村まで、2026年最新版で実在の7軒を徹底解説。プール・温泉・湖ビュー・アクティビティ・キッズスペース・食事内容など、親目線で必要な情報を網羅しました。琵琶湖博物館・ミシガンクルーズ・比叡山など、観光モデルやFAQも含めた完全ガイドです。
滋賀県が親子旅行におすすめな理由
滋賀県が親子旅行に人気の理由は、ひとことで言うと「体験の幅広さと移動の楽さ」に集約されます。琵琶湖という巨大な自然を中心に、湖水浴・クルーズ・博物館・キャンプ・温泉・歴史散策がコンパクトに配置されており、半日ごとに違うアクティビティを楽しめるのが強みです。
アクセスの良さが大きな魅力
京都駅から湖西線で大津京まで約15分、おごと温泉駅まで約25分、彦根駅までも新快速で約50分。新幹線米原駅からは彦根・長浜方面へすぐアクセス可能。関西・中部・関東のいずれからも到達しやすく、移動中に子どもがぐずりにくいのは子連れ旅行の大きなポイント。
琵琶湖を生かしたアクティビティ
遊覧船ミシガンによるクルーズ、琵琶湖博物館での生き物観察、湖水浴、SUPやカヌー、サイクリングなど、琵琶湖ならではの体験が豊富。「湖=子連れでも安全に水遊びができる」という点は、海水浴より親の負担が少なく、小さな子連れに特に向いています。
歴史・文化コンテンツが濃い
彦根城、長浜城、比叡山延暦寺、近江八幡の水郷巡りなど、歴史好きな小学生以上の子どもにはたまらないスポットが充実。学びと遊びをセットで楽しめます。
子連れ対応の宿が増えている
琵琶湖周辺は近年、ファミリー対応を強化する宿が急増。おごと温泉の老舗旅館はミキハウス子育て総研「ウェルカムベビーのお宿」認定を受けたところも複数あり、プール付きリゾートやマリオット系ホテルまで、選択肢が豊富です。
親子連れにおすすめのエリア別特徴
大津エリア(南湖西岸)
京都からわずか9分、琵琶湖ホテルやびわ湖大津プリンスホテルが並ぶ、観光の玄関口。ミシガンクルーズの発着場もあり、琵琶湖観光のスタート地点として便利。「京都観光とセットで1泊滋賀」という使い方にもぴったり。
おごと温泉エリア
比叡山の麓にある1200年の歴史を持つ名湯。ゆったりとした和風旅館が中心で、子連れウェルカムを明言する宿が多いのが特徴。びわ湖花街道、琵琶湖グランドホテル京近江など、赤ちゃん連れにも安心できる老舗が並びます。
守山・草津エリア(南湖東岸)
琵琶湖マリオットホテルがある守山市、琵琶湖博物館のある草津市。プールや博物館、ミシガンクルーズを含めた家族旅の拠点に。
近江八幡・彦根エリア(東岸中部)
休暇村近江八幡、彦根城、ヴィラタイプの宿泊施設が充実。歴史散策+レイクリゾートのミックスに最適で、3世代旅行で人気のエリア。
長浜・奥琵琶湖エリア(北部)
黒壁スクエア、長浜城、竹生島クルーズなど、文化的体験が濃い北部。静かに過ごしたい家族向けの隠れ家宿も多い。
滋賀の親子向けおすすめホテル【2026年版】
1. 琵琶湖ホテル(大津市)
昭和9年創業、琵琶湖観光の代名詞ともいえる老舗リゾートホテル。全客室が琵琶湖を望むレイクビューで、館内には天然温泉大浴場を完備。夏季限定のガーデンプールは大人用・子ども用に分かれており、琵琶湖をモチーフにしたデザインが大好評。ファミリー向けのスーペリアフロア「Natura」は、エキストラベッド追加で4名まで宿泊可能。
- エリア/アクセス:京阪浜大津駅から徒歩約5分、JR大津駅から送迎バス約5分。
- 客室:全室レイクビュー。Natura、スタンダード、スイート等複数カテゴリ。
- 家族向け設備:2歳まで使えるベビーベッド無料、子ども用パジャマ・浴衣・スリッパあり。夏季ガーデンプール、天然温泉大浴場、レストラン10種類以上。
- 食事:和食・中華・ブッフェと選べる。ファミリーブッフェプランが人気。
- 温泉:天然温泉「瑠璃の湯」で琵琶湖を眺めながら入浴可。
- 料金目安:1泊2食2名30,000円〜50,000円。
- 向いているファミリー:広めの客室と湖ビューを求める3世代・4人家族。
2. びわ湖大津プリンスホテル(大津市)
京都から2駅9分という圧倒的アクセスと、全室レイクビュー&関西有数の高層ホテルとしての眺望が最大の魅力。夏休み期間中にはキャンパスボードやクッションブロックで安全に遊べるキッズルームを開設。深さ30cmの子ども用プールを併設しており、水遊びデビューの子連れにもぴったり。
- エリア/アクセス:JRおごと温泉駅・大津京駅から送迎あり、京阪石山駅からも近い。
- 客室:全室レイクビューのツイン・ダブル、ファミリー向け4名対応ルームも。
- 家族向け設備:夏休みのキッズルーム、子ども用プール(深さ30cm)、ベビーカー貸出(要事前確認)。
- 食事:ビュッフェ、中華、鉄板焼き、鮨など選択肢豊富。キッズメニューあり。
- 温泉:天然温泉はないが、大浴場あり。
- 料金目安:1泊朝食付き2名20,000円〜、1泊2食2名30,000円〜。
- 向いているファミリー:京都観光とセット、シティホテル派、ビジュアル重視。
3. 琵琶湖マリオットホテル(守山市)
琵琶湖畔にあり、プール・温泉・プラネタリウム・体育館まで揃った超ファミリー向けのマリオット系ホテル。25mの屋内プールは宿泊者料金830円、マリオットボンヴォイシルバー会員以上は無料。ビート板や幼児用アームヘルパーが備わり、小さな子どもと一緒に安全に遊べます。赤ちゃん用「ベビールーム」はおむつ用ごみ箱やおしりふきを用意、子ども用パジャマ・アメニティも充実。
- エリア/アクセス:JR守山駅から送迎バス約15分。
- 客室:洋室・和室・ベビールームなど多彩。
- 家族向け設備:屋内プール、温泉、プラネタリウム、体育館(バドミントン・卓球)、フットサルコート、テニスコート、ゴルフ練習場、キッズスペース。
- 食事:ブッフェ中心、和食・中華の選択肢あり。
- 温泉:天然温泉大浴場・露天風呂。
- 料金目安:1泊朝食付き2名25,000円〜。
- 向いているファミリー:ホテルステイ重視、アクティビティ豊富、マリオット会員。
4. おごと温泉 びわ湖花街道(大津市)
「お子さん・赤ちゃんと愉しむ宿」を公式に掲げる、おごと温泉屈指の子連れ対応旅館。おむつペール、赤ちゃん用おもちゃ、子ども用取り皿・コップ・フォーク・スプーン、子ども用チェアなどを無料貸出。和室中心で畳の上を這い這いできるなど、乳幼児連れの親の心理的負担を大幅に軽減してくれます。
- エリア/アクセス:JRおごと温泉駅から送迎あり、徒歩約15分。
- 客室:和室中心、露天風呂付き客室も選択可能。
- 家族向け設備:ベビー用品無料貸出、赤ちゃんプラン、個室食対応。
- 食事:近江牛や湖魚を使った会席料理。個室食や部屋食選択可。
- 温泉:おごと温泉の天然温泉。露天風呂も充実。
- 料金目安:1泊2食大人15,000〜25,000円前後。
- 向いているファミリー:赤ちゃん・乳幼児連れの温泉デビュー、3世代旅行。
5. おごと温泉 琵琶湖グランドホテル 京近江(大津市)
おごと温泉最大級のホテルで、20畳以上の広々とした「京近江」という和モダン客室が魅力。畳スペースが広く、子どもがのびのび遊べ、個室の食事処もあるため小さな子連れでも気兼ねなく会食可能。露天風呂付き客室も選択でき、祖父母同行の3世代旅行に最適です。
- エリア/アクセス:JRおごと温泉駅から送迎バス約5分。
- 客室:和室・和洋室・露天風呂付き客室など多彩。
- 家族向け設備:広々畳、個室食、露天風呂付き客室、ベビーグッズ貸出。
- 食事:近江牛、琵琶湖の湖魚、京料理の会席。
- 温泉:おごと温泉の大浴場・露天風呂。
- 料金目安:1泊2食大人18,000〜30,000円前後。
- 向いているファミリー:広い和室でゆったり派、祖父母同行の3世代旅。
6. 休暇村 近江八幡(近江八幡市)
琵琶湖国定公園内にある公共の宿=リーズナブルで安心なファミリー向けホテル。客室は東館・西館ともに全室レイクビュー。春は桜、夏は湖水浴・キャンプ、秋は紅葉、冬は湖魚と、四季のアクティビティが楽しめます。天然温泉「宮ヶ浜の湯」は露天風呂・サウナ付きで、琵琶湖・沖島・比良山系を眺める絶景。夏季は屋外プールも開設。
- エリア/アクセス:JR近江八幡駅から送迎バス約35分(要予約)。車なら名神高速竜王ICから約30分。
- 客室:和室・洋室・和洋室、全室レイクビュー。
- 家族向け設備:キャンプ場、夏季屋外プール、体験プログラム、キッズスペース。
- 食事:ビュッフェ中心。近江牛、湖魚、地元食材を使用。
- 温泉:天然温泉「宮ヶ浜の湯」。
- 料金目安:1泊2食大人12,000〜20,000円前後。
- 向いているファミリー:自然体験派、コスパ重視、アウトドア志向。
7. LAKE villa CHITOSE(彦根市)
琵琶湖目前の一棟貸しヴィラで、約500平米の広大な庭に専用プール・バレルサウナを完備。最大10名まで同料金で宿泊できるため、複数家族や3世代旅行での利用が圧倒的にコスパ良。周りを気にせず子どもを遊ばせられる、次世代型のプライベートリゾートです。
- エリア/アクセス:JR彦根駅から車で約15分。
- 客室:一棟貸し、定員最大10名。
- 家族向け設備:専用プール、バレルサウナ、広大な庭、キッチン、BBQ設備。
- 食事:素泊まりまたはケータリング。自炊・BBQ自由。
- 温泉:なし(バレルサウナあり)。
- 料金目安:1棟1泊15万円〜25万円(10名で割ると1名1.5〜2.5万円)。
- 向いているファミリー:複数家族、3世代、誕生日・記念日利用、プライベート重視。
子連れで立ち寄りたい観光・体験スポット
- 滋賀県立琵琶湖博物館(草津市):琵琶湖の生き物を水槽・ジオラマ・実物大復元で学べる日本最大級の湖沼博物館。大型トンネル水槽や体験型展示が子どもに大人気。
- ミシガンクルーズ(大津港発):南湖を周遊する外輪船。スカイデッキで360度パノラマ、船内イベントも開催。
- 彦根城(彦根市):国宝5城の一つ。ゆるキャラ「ひこにゃん」の登場時間には子どもたちが大集合。
- 黒壁スクエア(長浜市):ガラス工芸体験、食べ歩き、海洋堂フィギュアミュージアムなど。
- 比叡山延暦寺+夢見が丘:世界遺産の古刹と、サイクルモノレール・スーパースライダーが楽しめる展望台エリア。
- 近江八幡水郷巡り:和船でゆったり巡る水郷で、のんびりした時間を過ごせる。
- ピエリ守山:琵琶湖畔のショッピングモール。キッズ施設や屋内アスレチックも併設。
ベストシーズンと季節別の楽しみ方
春(3〜5月)
桜が満開の琵琶湖畔はまさに絶景。海津大崎の桜並木や、彦根城・長浜城の桜がおすすめ。気候も穏やかで散策に最適な季節。
夏(6〜8月)
湖水浴のベストシーズン。休暇村近江八幡の宮ヶ浜、マキノサニービーチなど、透明度の高い浜が人気。プール付きホテルに泊まるのも夏の王道です。
秋(9〜11月)
紅葉の比叡山、メタセコイア並木(マキノ)など、写真映えスポット多数。近江牛やびわ鱒など、旬の食事も楽しみ。
冬(12〜2月)
観光客が少なくゆったり過ごせる穴場シーズン。温泉旅館で湖を眺めながら過ごす「引きこもり湯治」スタイルが家族に◎。おごと温泉の湯めぐりもこの時期がおすすめ。
アクセス・移動手段の選び方
関西圏から:京都からJR湖西線で大津京・おごと温泉まで10〜25分、新快速なら彦根も約50分。アクセスの良さは関西の中でもトップクラス。
中部圏から:新幹線で米原駅下車、彦根・長浜エリアへ5〜10分。
関東圏から:東京駅から新幹線ひかり号で米原駅まで約2時間10分。京都経由でも同程度。
車移動のメリット:琵琶湖1周ドライブ(通称「ビワイチ」)は風光明媚で、親子ドライブに最適。ただし観光地周辺は駐車場が混雑するため、事前にホテル駐車場を確保しておくと安心です。
電車+レンタサイクル:「ビワイチ」のサイクリング派ファミリーには、JR各駅やホテルでのレンタサイクルが充実。小学生以上向けです。
子連れ旅行の持ち物・事前準備チェックリスト
| カテゴリ | アイテム | メモ |
|---|---|---|
| 書類 | 保険証・母子手帳・お薬手帳 | 必携 |
| 衣類 | 羽織物・雨具・風が強い日用のジャケット | 湖畔は風が強いことあり |
| 夏の装備 | 水着・水遊びオムツ・ラッシュガード・帽子 | 湖水浴・プール利用時 |
| 冬の装備 | 防寒着・手袋・マフラー | 湖風が冷たい |
| ベビー用品 | オムツ・ミルク・離乳食(現地調達可) | 多くの宿で貸出あり |
| 移動用 | ベビーカー/抱っこ紐 | 城や社寺は石段が多いので抱っこ紐も用意 |
| その他 | 日焼け止め・虫よけスプレー | 湖畔・山沿いは虫が多い季節あり |
よくある質問(FAQ)
Q1. 琵琶湖で湖水浴は本当に安全?
遊泳指定区域は監視員も配置され、透明度も高く安全に楽しめます。ただし遠浅でない場所もあるため、必ず指定エリアで泳ぎ、ライフジャケットを着用しましょう。
Q2. 京都と組み合わせて1泊2日で回れる?
はい、京都駅から大津は9分なので、1日目に京都観光→大津泊→2日目に琵琶湖観光というプランが人気。琵琶湖ホテルやびわ湖大津プリンスホテルが拠点に最適です。
Q3. 赤ちゃん連れに本当におすすめの宿は?
おごと温泉の「びわ湖花街道」、琵琶湖マリオットの「ベビールーム」、休暇村近江八幡が特に赤ちゃん対応が手厚いです。
Q4. プール付きのホテルはどこ?
琵琶湖マリオット(通年の屋内プール)、琵琶湖ホテル(夏季ガーデンプール)、びわ湖大津プリンス(夏季子ども用プール)、休暇村近江八幡(夏季屋外プール)など。LAKE villa CHITOSEは専用プール付き一棟貸し。
Q5. 近江牛は子どもも食べられる?
多くの宿が子どもメニューに近江牛ハンバーグやしゃぶしゃぶ少量盛りを用意しています。離乳食持ち込みも受け入れ可能な宿が多いので事前確認を。
Q6. 琵琶湖博物館と水族館はどちらが家族向け?
琵琶湖博物館は湖沼生物に特化した体験型博物館で、小学生以下にも理解しやすい展示が豊富。1日たっぷり遊べるため小さな子連れにもおすすめです。
Q7. レンタカーは必要?
大津・おごと温泉・守山エリアなら電車+送迎バスで十分。ただし近江八幡・彦根・長浜を周遊するならレンタカーがあると格段に便利です。
まとめ
滋賀県は、派手さはないけれど、親子が無理なくゆったりと楽しめる「ちょうどいい」旅行先です。琵琶湖という広大な自然を背景に、温泉・プール・博物館・歴史散策まで一通り揃い、京都や中部からのアクセスも抜群。今回紹介した7軒は、どれも子連れ視点で選んだ本気のおすすめ。赤ちゃん連れならおごと温泉の老舗旅館、アクティブ派ならマリオットや休暇村、プライベート重視ならLAKE villa CHITOSEと、家族のスタイル次第で選択肢は広がります。
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